https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/04/29/kiji/20240429s00041000534000c.html

 実業家・西村博之(ひろゆき)氏(47)が29日に自身のX(旧ツイッター)を更新。令和6年能登半島地震の被災地の現状に疑問を呈した。
 ひろゆき氏は26日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)のコーナーで石川・能登を訪れ、被災地の現状を目の当たりにした。その際に「今この景色自体は僕はもう人災だと思っている」などとコメントしていた。

 するとこの日は「能登地方は地震から4ヶ月経つのに、全壊した家屋の公費解体申請8528棟のうち完了したのは9棟。未だに水道すら使えない家屋が多数」とXを通して報告。

 続けて「次に台風や津波や地震の災害に遭って見捨てられるのは、あなたの街かもしれないのに、他人事として能登を見捨てていいのですかね?」と進まぬ復旧に警鐘を鳴らした。

 また「遠い国の戦災の町ではなく2万人の日本人が住んでいた能登・輪島市の3日前の風景」として倒壊した家屋の写真や周辺の風景を数枚公開。
 
 さらに「“能登は復興しなくていい。復興より移住”と言ってた人達の望み通りになった景色がこれです。日本をこんな国にして満足ですか?」とつづった。

 この投稿にフォロワーから「現状が周知される活動が今後が変わる材料になる事を祈ります」「国のお金の使い方についてもっと深く考えるべきですね」「復興にも地域の活力によって強弱がついてしまう?!」「何だか悲しい気分になりますね」などさまざまなコメントが寄せられている。