4/12(金) 8:47配信

スポーツ報知
水原一平氏

 米連邦当局が、ドジャース・大谷翔平投手(29)の通訳をエンゼルス時代の2018年から務めていた水原一平氏(39)を、大谷の銀行口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を盗んだとして、銀行詐欺として訴追したと11日(日本時間12日)、複数の米メディアが報じた。

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 水原氏は盗んだ金を違法スポーツ賭博で作った借金の返済に充てていた。ESPNの報道によると、水原氏が通訳の立場を利用して、情報をコントロールしていたという。大谷のファイナンシャルアドバイザーと会計士はともに日本語が話せないため、直接会話ができた水原氏は、大谷が彼らの口座へのアクセスを拒否している、と伝え、金の流れが外部にわからないようにしていた模様だ。

 水原氏は2021年9月から違法賭博に手を染め、ている。返済を始めたころに、大谷の銀行口座の電話番号と電子メールアドレスが、水原氏に関連するものに変更されたようで、検察によると、賭博での勝ち分に関しては、水原氏の口座に入金されるようになっていたという。今回提出された訴状では、水原氏は大谷が米国に移籍した2018年、エンゼルスの年俸が振り込まれる銀行口座の開設を手伝っていたという。

 また捜査当局は、水原氏が大谷であると偽り銀行員に対して、だまして欺き、送金を許可させるために銀行に電話した録音も入手している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/475b5ccfd828a4e76996ef30a949fba57e939f3f