国際弁護士の清原博氏が30日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演し、ドジャース・大谷翔平投手の元通訳・についてコメントした。

 番組では、違法なスポーツ賭博に関与したとされる水原氏について大谷が行った会見を取り上げた。会見ではウィル・アイアトン氏が通訳を務めた。ウィル・アイアトン氏の通訳について清原氏は「記者会見の時の通訳は非常に忠実な通訳。本当に通訳としての仕事をしているなと分かる通訳の仕事」と評価した。

 一方、水原氏については「個人的な感想」と断った上で「水原さんの通訳はあまりにも意訳をし過ぎている」と指摘。「大谷選手の言っていることを忠実に英語に訳さず、大谷選手の言っていないことまでも含めてしまうような。もっと言えば水原さん自身の思いや考え、感情。そういったものを含めてしまって英語に訳してる」と解説。

 それを聞いたMCの今田耕司は「トルシエの時のダバディさんだ」と例えた。清原氏は「二人三脚でやってきてるから許されるのかもしれませんけど。水原さんがあたかも〝自分はもう大谷翔平なんだ〟みたいな感じの意訳をする。英訳をしてる部分があるので、それこそ越権した通訳なのかなという思いがしていました」と私見を述べた。

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