タレント長嶋一茂(57)は19日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で特集された男性の更年期症状について、自身の経験を踏まえながら解説した。「僕は専門家。40で若年性更年期になっている」と告白。ホットフラッシュに悩んだことも明かしながら、自分なりの意外な「対策」を次々と明かした。

 番組では、順天堂大大学院医学研究科の堀江重郎特任教授の解説で、男性の更年期について特集。「テストステロン」という主要な男性ホルモンの低下が要因であることや、心身に生じる主な症状、その対策法などが紹介された。

 自分でできる「テストステロン」の増加法について「適度な競い合い」「ストレスをためない」などが紹介された際、一茂は「言い訳がましく聞こえたら申し訳ないけれど、バラエティーで女性の話をするじゃないですか。恋をしているって。これも、先生、大事なんですよね」と堀江特任教授に確認し「大事ですね」とお墨付きをもらうと「男性が恋をするのは大事。だから僕はなるべく、いろんな人にたくさんの人に恋をするんです」と、どや顔で語った。

 番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「強引な正当化理論」とツッコみ、元テレビ朝日社員の玉川徹氏に「奥さんの前で言える?」と質問されても「全然言えますよ。だって女房は(番組を)見ているから。何年も言っているんだもん。どんどん恋をしないといけない」と主張した。

 一方、堀江氏が「ほめてもらうことも大事」と指摘すると、一茂は「これは本当の話」とした上で「また言い訳がましく聞こえるかもしれないけれど、だから僕は銀座に行くんです。そうするとホステスさんは絶対、お客をほめるから」「うそだなと思っていても、ほめられたら真に受ける。うそでいいんです」と主張。「これ(更年期)になってから自分を謙遜したことはない。謙遜しちゃダメ」ときっぱり主張した。

 羽鳥が「そういう言葉を(一茂に)浴びせてあげればいい」と、金曜コメンテーターのバイオリニスト廣都留すみれに振り、廣都留が言葉に窮すると、一茂は「CM中だけでもそれぞれみんながほめ合えば全員(テストストロンの数値が)上がる」と、アイデアを披露。「森山(みなみアナ)さんや廣留さんは年齢的に関係ないと思うけど、おれらおじさんはこの2人にほめられたら、すっごい上がる」と豪語。玉川氏が甘い声で「じゃあ、ほめて」と発言すると、「玉川さんは、そこで『ほめて』と言うところがウザい」とツッコみつつ、「ほめる」行為の大切さも説いた。

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