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2023/11/29 16:20

株式会社カプコンのサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」を語る上で、欠かせないのが「かゆい うま」というワード。ゲーム内での演出も含めて、ネット上でも度々使われることの多いワードですが、一方でよく見かけるのが「かゆ うま」という使い方。

これを受け「正しくは『かゆい うま』である」と、バイオハザード公式Xアカウントが、11月29日の「言いにくいことを言う日」に合わせて改めて明言。知らなかった人たちからは「そうだったのか!」と驚きの声が相次いでいます。

そもそもの元ネタは初代バイオハザード(1996年)に登場した、ファイル「飼育係の日誌」に書かれている最後の言葉。怪物の管理、飼育に従事していたスタッフが、研究所で起こった事故を機に心身に異変が生じ、理性を失って怪物化していく様子が生々しく記されています。

そのインパクトから、後にネットスラング化し、感情がたかぶり思考停止に陥った際や、言葉にならないくらいおいしいものを食べた際など、インターネット掲示板やSNSを中心に、さまざまなシーンで使われてきました。

「かゆい うま」が「かゆ うま」と省略されるようになった背景には諸説ありますが、あまりに広まりすぎたため公式も黙っていられなかったもよう。これまでにも何度か発信を行ってきましたが、今回は11月29日、11時29分に投稿していることからも、いかにタイミングを狙っていたかがうかがえます。

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