時事通信社 11/16(木) 19:23

建設中の新スタジアム(中央奥)を背に記念撮影する漫画家の高橋陽一氏(右から2人目)ら=16日、広島市https://i.imgur.com/klABR1c.jpg

 J1広島は16日、本拠地となる来年2月開業予定の新スタジアム「ピースウイング広島」の外周の壁画を、人気サッカー漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一氏が手掛けると発表した。

 原爆ドームにほど近い新スタジアムから、スポーツの力や世界平和の発信を目指すプロジェクトの一環。高橋氏は「世界中から人々が平和記念公園、原爆ドーム、(平和記念)資料館に訪れる。その流れで、壁画も見てもらえれば」と話した。

 壁画は高さ約3メートル、全長約10メートル。漫画の主人公、大空翼が「サッカー世界平和宣言」をスピーチする場面がモチーフとなる見込みで、高橋氏は「今も戦争が地球上で起きていて、なくなってほしいと常に思う。戦うのなら、サッカーで楽しく戦ってほしいという思いを漫画の中で描いたので、そういうものが伝われば」と語った。 

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