旧ジャニーズ、井ノ原快彦を筆頭に堂本剛、キンプリ永瀬廉&高橋海人、Snow Man目黒蓮、SixTONES京本大我ら総
勢70人以上が「性加害問題当事者の会」メンバー急逝を完全無視…

 「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40代後半の男性が、10月中旬に大阪の山中で首を吊った状
態で発見され、その後死亡していたことが14日、分かった。

 近くには遺書があったということで、遺族が「自殺」だったと明かした。男性は一部メディアで性被害を告発後、
「うそはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」「虚偽の証言をするな」など心無い誹謗中傷をSNSで多数受けてい
たという。
 
 突然の訃報に対し、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)は、公式サイト上に正式な声明を発表するなどの対
応はとっておらず、「朝日新聞」の取材に「ご逝去の報に接し、ご遺族皆様のご心痛いかばかりかとお察し致しま
す。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。当ご遺族様に対しましても、誠
心誠意対話をさせていただく所存です。また、被害にあわれた方やご家族等に対する誹謗中傷は絶対に止めていた
だくよう、引き続きファンクラブをはじめ社会に対する発信に努めてまいります」との簡素なコメントを出したの
み。
 
 そもそも「引き続き」と言っているが、全くもって誹謗中傷を本気で止めようという対応をとってきたとは言い
難い状況がある。ファンクラブ会員へのメールなどにおいては「誹謗中傷に対する注意喚起は1度もなかった」と
多くのファンが証言している。
 
 また、男性の訃報は14日の早朝の時点で「読売新聞」が報じ、ネットを通じて広く世間に認知された。それにも
かかわらず、14日中に同事務所の「FAMILY CLUB web」にブログ記事を新規投稿した所属タレント総勢76人の誰一
人として、この件に触れる言葉を綴ることはなかった。
 
 この76人の中には、同事務所の副社長・井ノ原快彦さんや、Kinki Kidsの堂本剛さん、キンプリことKing&
Princeの永瀬廉さんと高橋海人さん、Snow Manの目黒蓮さん、SixTONESの京本大我さんらが含まれている。
 
 具体的でなくとも、せめて誹謗中傷に対し注意喚起するような記述はできなかったのか。事務所を上げて喪に服
すというような考えはないのか。
 
 こうした部分にも、同事務所の感覚のズレが表れているように思える。
 https://the-audience-news.com/archives/13255