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フジテレビ、ジャニーズタレントは「これまで通りキャスティング」 「TOBE」所属タレント起用についても言及


 フジテレビは4日、10月期改編の記者会見を開き、ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川さんによる性加害問題について、編成制作局局長・立松嗣章氏は「今後注視したい」としたうえで「ご指摘を真摯に受け止めなければならないと認識をしている。性加害問題は許されることではないので、弊社でもしっかり対応していきたい」とコメントした。

 また、今後のジャニーズ所属タレントの番組出演について問われると「タレントに問題があったわけではないので、これまで通りの番組出演としてキャスティングしていく」と回答した。


 さらに、ジャニーズ事務所元副社長の滝沢秀明氏が立ち上げた新事務所「TOBE(トゥービー)」の出演については「現段階では聞いていないけれども、現場の希望で番組を作っているので、希望があれば検討していきたい」と見解を示した。

 ジャニー氏の性加害問題をめぐり、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」は8月29日、調査報告書を公表。

 「ジャニーズ事務所は組織として、ジャニー氏の性加害が事実であると認め、真摯に謝罪することが不可欠。すみやかに被害者と対話を開始して、その救済に乗り出すべき。特別チームは、謝罪と救済なくしては、ジャニーズ事務所が今後再生を図ることは難しいと考えております」と被害者へ対話と適切な補償が必要と提言した。

 ジャニーズ事務所は、7日に今後の対応について会見を行うと発表している。