8/11(金) 11:03配信

米ポッドキャスト番組に出演「彼がロッカールームに入って来たときに…」

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

 米大リーグで投打二刀流で席巻し、メジャートップの40本塁打を放っているエンゼルス・大谷翔平投手について、1998年に当時のシーズン新記録70本を記録した伝説のホームラン王マーク・マグワイア氏が口を開いた。なかでも、2018年に初めて実際に大谷を見たときの印象を「なんてかっこいい奴だ、映画に出てくる俳優みたいだと思ったよ」と語っている。

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 米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」のYouTubeチャンネルに出演したマグワイア氏。番組の中で大谷の話題になり、司会者から「今年のオオタニについても聞きたいんだけど、パドレスのメンバーであったあなたから見てどう?」と問われた。

 2016年から3シーズン、パドレスでコーチを務めたマグワイア氏は「サンディエゴでベンチコーチだったときに、彼の打撃と投球の映像を見た。彼の日本での打撃を見て、そこそこ良い打者だと思ったけど、この6年間で我々が見てきたものとは違った」と言及した。

 驚いたのは第一印象。「彼がロッカールームに入ってきたとき、なんてかっこいい奴だ、背は高いし、映画に出てくる俳優みたいだと思ったよ」とスタイルの良さに度肝を抜かれ、「はじめに言った通り、いい打者になるとは思ったが、投手としてもスイーパーやスプリットを投げたり、彼はマウンドでやりたいことに対してとてもクリエイティブだ」と投打二刀流のポテンシャルを絶賛した。

 さらに「打席にいる彼には完全に共感できる」とホームラン打者目線で語り、「彼はとても自信を持って打席に立っていて、投球にプレッシャーをかけている。もしプレートの真ん中にボールが来たら、さよなら、銃弾のように打たれるかホームランだ。今後こんなことを見ることはないかもしれない」と指摘した。

 続けて「今となってはほぼ完璧な二刀流だけど、前に彼の投球のビデオを見てどうだった? 十分じゃなかった?」と質問を受けたマグワイア氏。争奪戦となったメジャー挑戦当時を振り返り、「サンディエゴは彼に外野でプレーしてほしかったし、DH枠のルールが決まる前の話だったからね」「彼がエンゼルスと契約したとき、偉大なプレーヤーのマイク・トラウトと一緒にプレーして勝ちたいという気持ちがあったのかもしれないって思うね」と語った。

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