エンゼルスの大谷翔平選手が10日(日本時間11日)、シアトルでオールスター前日会見に出席し、約30分ほど日米のメディアに対応した。
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 普段、試合や野球のことしか聞く時間がないことが多いが、オールスターの前日会見は、大谷がざっくばらんに答えるシーズンで唯一の1日だ。
 話はシーズン中の球場に来るまでのルーティンに及んだ。

 通常本拠地でのナイター試合(午後6時30分頃開始)では、大谷は午後2時前後に球場に入る。そこまでの時間、何をしているのか―。大谷は「ホームの時は朝ご飯で1回起きるので、9時半とか10時に起きて、朝ご飯食べてすぐ寝て。その後、起きて球場に行って、またご飯食べます」と明かした。

 睡眠について「とにかく質より量」と語ったことがあるが、実際、朝食後すぐに寝るという。「(朝は)普通のというか軽食みたいな感じ。本格的なご飯は球場についてから」と話した。

 今季、シーズンに入って一度も外食をしていないことも明かした。「(外食は)記憶にないですね。次の日もまた試合があると、なかなか遅く帰ってくるわけにはいかない」。二刀流でシーズンを乗り切るためにも、外食は避けているようだ。

 一方で、オンとオフもうまく切り替えている。記者から常に野球につながるような暮らしぶりをしていると思うと聞かれ、「そんな息苦しくないです(笑)」とかぶせ気味に返答。「日本のバラエティーも普通に見るし、映画とかも見るし、普通に(自室や宿舎の部屋では)一人でゆっくり過ごしている」と話した。

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