ミシュラン一つ星シェフ鳥羽周作氏(45)との不倫関係を認め、無期限謹慎となった女優の広末涼子(42)。夫のキャンドル・ジュン氏(49)は6月18日に会見を開き、過去にも似たようなトラブルがあり、「相手方と示談した」と明らかにしていた。

 広末は2014年に俳優・佐藤健(34)との密会を『女性セブン』にキャッチされている。そのためネット上では〈佐藤健の件か〉という憶測が広がったが、6月22日発売の『週刊文春』は、示談の相手を舞台俳優の成河(ソンハ、42)だと伝えた。広末の知らないところでジュン氏が成河側に接触し、自然な形で別れてもらえるように算段をつけ、最終的に示談することになったと報じている。

 成河は1981年3月生まれ、東京都出身。舞台を中心に活動しており、昨年は「第57回 紀伊國屋演劇賞」で個人賞を受賞したほどの実力派だ。NHK連続テレビ小説『マッサン』や、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などに出演してきた。

『週刊文春』では、2012年に上演された舞台『ぼくに炎の戦車を』で広末と共演し、親密な関係に発展していったと報じられていた。しかし、演劇ライターによると、ふたりの初めての共演自体は2003年にまでさかのぼるという。

「実は、2003年に『飛龍伝』、『幕末純情伝』とふたつの舞台で共演しています。ただ、この頃の成河さんはまだ駆け出しの役者で、目立たない役ではありました。しかし、『ぼくに炎の戦車を』ではメインではないものの、広末さんが演じるヒロインに思いを寄せる男という重要な役を演じていました。『ぼくに炎の戦車を』は、東京、大阪、ソウルで上演されました。日韓で共に時間を過ごす中で、役者同士の絆も自然と強くなっていったようです」
 成河も結婚し、子どもがいるという。

「2012年2月に更新したブログで、ファンの質問に答える形で〈結婚はしています。昨年末に二児の父(レインボーパパだそうです)になりました〉と明かしていました。

 ただ、成河さんはSNSなどで私生活を積極的に見せるタイプではなく、このときも“聞かれたから答えた”という印象でした。そのため同年11月に『ぼくに炎の戦車を』が開幕し、広末さんと深い関係になった時点でも既婚者だったのかは不明です」(前出・演劇ライター)

 成河は法政大学に在学中、東京大学の演劇サークルに入り、舞台の世界にのめり込んでいった。議論好きな“インテリ系の役者”だったらしい。

「成河さんは自分なりの演劇論をしっかり持っていて、興味関心のあるテーマであれば時間を忘れて議論するような人。いい意味で理屈っぽいというか、自分の世界を持ったインテリ系です。

 同じことは、チャリティ活動に打ち込むキャンドル・ジュンさんや、料理や経営のプロフェッショナルである鳥羽シェフにも言えます。広末さん自身も物を書くのが好きで、哲学や心理学への造詣も深い。深い会話を一緒に楽しめるような男性に惹かれるのでしょう」(スポーツ紙記者)

 一連の不倫騒動に新たな登場人物が加わった──。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa52438f7a728a55ba1368370837033ae545901a
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