大阪府羽曳野市は2日、米大リーグ・パドレスに所属する市出身のダルビッシュ有投手(36)を名誉市民とするため、市議会定例会に関連議案を提案し全会一致で同意を得た。同市の名誉市民は初代市長の塩野庄三郎さん(故人)、元日本弁護士連合会会長の和島岩吉さん(同)に続き3人目。

 ダルビッシュ投手は2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として出場し、最年長選手としてリーダーシップを発揮し日本の優勝に貢献した。市は名誉市民とする理由として、野球界で多大な功績を残すとともに、国内外で社会貢献活動を継続していることを挙げ、「その姿は市民だけでなく広く国民に夢と希望を与え、まさに羽曳野市民の誇り」としている。

 ダルビッシュ投手は「いつも私を身近で支えてくれた家族や友人、ファンの皆さま方の応援があってこその授与だと思っております。心から感謝申し上げます」とのコメントを寄せた。

毎日新聞 2023年6月2日 16時21分
https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20230602k0000m040240000c/?tpgnr=sports