さとうほなみ、映画「花腐し」で綾野剛&柄本佑に愛された女に「とてもつらくとても幸せでした」
2023年4月17日 5:00 音楽ナタリー
https://natalie.mu/music/news/521062
さとうほなみ
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「花腐し」ティザービジュアル (c)2023「花腐し」製作委員
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ゲスの極み乙女のほな・いこか(Dr)ことさとうほなみが、今冬に公開される綾野剛主演の映画「花腐し」(ハナクタシ)に出演する。

「花腐し」は松浦寿輝による同名小説を原作とした映画。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷、脚本家志望だった男・伊関、2人が愛した1人の女優・祥子の人生が交錯していく、切なくも純粋な愛の物語が描かれる。栩谷を綾野、伊関を柄本佑、祥子をさとうが演じ、監督を荒井晴彦が務める。

さとうは本作の撮影を振り返り「祥子という人物の日常を生きているのは、とてもつらくとても幸せでした」とコメントしている。

■ 綾野剛 コメント
初めて映画を観た時の事を思い出した。なんだか銀幕の中はひどく残酷で、こちらがそれを安全圏から覗いているとわかりながらも淡々と物語は進んでいく。その当時は、感情を掴み取ることも、感情を移入することもなく、ただただ傍観していた。
しかし、観終わってみれば、独特な達成感というか、やり切った感が身体をほとばしり、それまで経験したことのない感情が湧き立ったものでした。
現在、世の中には沢山の作品が生まれ、沢山の感情をシェアする環境が備り、毎日が選択の連続を生きる中で、この映画は何者なのだろうと考える。
私にとって花腐しは"映画そのもの"でした。産まれる前から映像作品に携わってこられた映画人に魅せられ支えられ、ただただ映画の額面にようやく触れられた想いでした。
本作を皆様の映画鑑賞アルバムの1ページに添えて頂けたら幸いです。

■ 柄本佑 コメント
去年の何月でしたか、荒井監督から電話があり「佑にホンを送ったんだけど読んだ? 田辺が返事がないんだよなって言っててさぁ、、、」と連絡をいただきました。そんな前置きがありホンを読んだ僕は「おっほっほっ、おもしレェー。」と呟きました。「火口のふたり」に続き荒井監督に呼んでいただいた喜びに加えて、とにかくホンが滅法面白い!!
いち映画ファンとしてやらなくてはいけない仕事でした。

■ さとうほなみ コメント
脚本を頂いたとき、
ピンク映画業界に纏わるお話であったりそこを取り巻く人々の関係性であったり、
荒井監督が実際に見てきた景色がぎっしり詰まっているんだろうなと感じました。
ですが、映像化の想像があまり出来なかった中でもすでにこの作品に強く惹かれておりました。
祥子という人物の日常を生きているのは、とてもつらくとても幸せでした。
是非ご覧いただきたいと、心より思います。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)