「ここから、まだ巻き返せるチャンスが俺らにはあるよ」
 鹿島アントラーズは4月15日、J1第8節でヴィッセル神戸と対戦し、1−5の惨敗を喫した。
 
 鹿島は24分に相手に先制されると、前半終了間際の45+2分、後半開始早々の48分にも失点。61分に鈴木優磨のゴールで1点を返したものの、その後も神戸に2得点を決められ、大敗でリーグ戦4連敗となった。
 
 試合後、静まり返る県立カシマサッカースタジアムで、キャプテンの優磨がスタンドのサポーターに挨拶。メガホンを手にこう語りかけた。
 
「勝てないのは分かるよ、俺らのせいだよ。でも俺らを後押ししてくれよ。絶対にこれから負けないよ」

 これに対しサポーターから、「でも結果も大事だろ」との言葉が飛ぶと、優磨は「分かるよ。俺らも100パーセントやってるよ。確かに分かる。結果が出てないのはわかる。俺らが全部悪いから。ここから、まだ巻き返せるチャンスが俺らにはあるよ。まだある、絶対にある」と返した。

 最後には、サポーターの「気持ちがねーんだよ」との言葉に「気持ちはあるよ!」と声を張り上げていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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