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2023/03/30(木) 17:09:07.05ID:16/IN+1t9日本中が熱気に包まれたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)、大谷翔平やダルビッシュ有などMLB選手以外にも、村上宗隆や佐々木朗希といった日本プロ野球の選手の活躍も日本のファンを沸かせた。しかし、そのメンバーに多くの野球ファンが活躍を期待したであろう、一人の選手の名前はなかった。
「栗山英樹監督が代表メンバーとしてこだわったメンバーは2人います。1人はヤクルトの山田哲人選手。そして、もう1人が巨人の坂本勇人選手です。山田選手は同じチームの村上宗隆選手などの説得もあり、最終的に出場することになりました。ただ、坂本選手だけは栗山監督がどんなに粘っても最後まで首をたてに振りませんでした」(スポーツ誌ライター)
坂本はなぜWBC代表入りを辞退したのか
坂本といえば、2021年の東京オリンピックでベスト9に選出される活躍を見せた選手であり、実力はワールドクラス。WBCで14年ぶりの王座奪還を狙う侍JAPANの主軸を担ってほしいと願うのは栗山監督だけではない。国際大会を避ける理由もない坂本が、なぜWBCの代表入りを断ったのか。
「代表入りしなかった理由は本人の成績不調です。2022年シーズンの成績はケガもあって惨憺たるものでした。本人は『2月までに体調を仕上げることができない。このまま代表入りしてもチームに迷惑をかけてしまう』と考えて代表入りを自ら辞退したようです。ただ、シーズンイン間近になっても調子は上がらず、ファンの間ではスタメン落ちを心配する声まであがっているのです」(同前)
2007年に読売ジャイアンツに入団した坂本勇人は、翌2008年に19歳で開幕スタメン入りを果たす。ゴールデングラブ賞5回、2021年の東京オリンピックでは大会ベスト9に選出された。巨人のみならず球界を代表するプロ選手である。
しかし、その坂本が昨年からかつてない不調に見舞われている。プロ野球史に名前が残るほどの大選手に今、何が起こっているのか。
昨年の出場はわずか83試合…シーズン後も調子が戻らず
「昨年3月の練習中に脇腹を故障すると、5月、7月と立て続けに3回もけがをしています。2022年の出場試合数はわずか83試合。年間出場試合が100試合に届かないのはスタメン入りした2008年以降初めてのことでした。シーズンを終えても調子が戻らず、今年のオープン戦では全く打てていません。プロとはいえ、人間ですから調子のいい時と悪い時があるのは当然です。しかし、ここまで調子が悪い坂本選手は見た事がありません」(スポーツ紙記者)
プロ17年目にして迎えた本格的なスランプ。だが不調は突発的なものではないようだ。球団関係者が語る。
「坂本選手は若い頃、腰を故障しています。それが尾を引くように疲れがたまると腰が痛むようです。今までは騙し騙しやっていたのでしょうが、加齢にともなう衰えもあって今までのコンディショニングでは回復が間に合わなくなりました。2022年シーズンも腰の痛みを訴えて途中離脱をしていました」
日常生活を送るだけでも腰痛は厄介な存在だ。ましてや、バットを振る動きを腰で制御する野球選手にとって、腰のケガは致命傷ともなりかねない。
「オープン戦ではバットが振り切れていない状態でした。そのため、ボールが上手く飛ばない。それは本人も自覚していたのでしょう。キャンプでは打撃を意識して振り込みを行っていたようです。ただ、上半身を腰が支え切れていないので、フォームが乱れてボールをとらえることができない。上半身が安定してくれば、復調の兆しが見えるのではないでしょうか」(前出・スポーツ誌ライター)
原監督に“坂本を外す覚悟”はあるか
25日の楽天とのオープン戦で23打席ぶりのヒットを打ったとはいえ、打率は1割台に落ち込んでいる。一部報道ではスタメン落ちを予想する声も上がり始めた。いかなスター選手とはいえ、プロの世界は厳しい。成績を出せない坂本を構想から外す――原辰徳監督にその決断の覚悟はあるのか。
「坂本選手はいわゆる本番に強いタイプ。これまでもオープン戦では打てなくても、シーズン開幕から徐々に調子を上げる、ということは何度もありました。原監督としてもいくら今調子が悪くても、あれだけ実績がある選手を今すぐレギュラーから外す、ということは考えていないはずです」(同前)
とはいえ、打てない選手をかばうのにも限度がある。シーズンが始まっても調子が戻らないようであれば、代案を考える必要がありそうだが……。
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https://bunshun.jp/articles/-/61724