元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。ウルグアイとの親善マッチで1-1の引き分けに終わった日本代表の面々にゲキを飛ばした。

 闘莉王氏はウルグアイ戦の出場メンバーをそれぞれ採点。まず言及したのが1トップで先発した浅野拓磨で、10点満点中で「3.5点」と評価した。

「2回ぐらいチャンスがあったのに。相変わらず、ちょっとなんか物足りなさを感じる」

 20分には菅原由勢のスルーパスに抜け出して決定機を迎えたがモノにできず。走りながらワンタッチでコントロールしてからシュート。GKにストップされたが、闘莉王氏は「あそこはダイレクトで打たなければいけない。あのワンタッチで角度をなくしてしまった」と分析する。

結果を出せなかった浅野に対し、闘将は「俺を納得させてくれ!無理!」と悔しがる。

 一方で、貴重な同点弾を決めた西村拓真は「5点」。75分に伊東純也のクロスから確実に仕留めたアタッカーを次のように評する。

「あそこの位置に走っていく。あの選手はなんか得点の匂いがする。決して上手いとは思わないし、技術的なところも他の選手よりは下手やと思うけど、なんか応援したくなる」

 ガッツあふれるプレーが魅力で、闘莉王氏は「俺けっこう好きなんですよね」と笑顔を見せ、「形がよく分からないけど、点を取れるような雰囲気を出してくれる選手。俺らの目に見えないものを持っている」と賞賛した。

この西村の得点に間接的に絡んだ上田綺世については、「採点できない。匂いもしなかった。絶好調と言われていたけど、俺にはそれが見えなかった」と手厳しく、「ノー点数」とばっさり。

 得点の場面では、上田はニアに走って西村にスペースを与えた。相手DFを引き連れて"潰れ役"となったが、闘莉王氏は「逆だよ」と苦笑い。「潰れるんじゃなくて、自分が決めるんです。潰れる、言葉も良くない。潰れるな。自分が決めるんだ」と発破をかけた。

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