バスケットボールキング編集部
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 2月10日(現地時間9日)、渡邊雄太所属のブルックリン・ネッツはホームでシカゴ・ブルズと対戦した。

 8日のフェニックス・サンズ戦は112-116で惜しくも黒星となったネッツ。ブルズ戦の先発にはドリアン・フィニー・スミス、スペンサー・ディンウィディー、ロイス・オニール、キャム・トーマス、デイロン・シャープが名を連ねた。

 チームの初得点は、古巣復帰のディンウィディーが沈めたフローター。中盤からはベン・シモンズやパティ・ミルズらがオフェンスをけん引し、19-26と7点ビハインドで最初のクォーターを終える。渡邊は第2クォーターの頭から出場し、長距離砲やスティールを成功してチームに流れをもたらす。残り約5分からはジョー・ハリスが5連続で3ポイントシュートを沈めて逆転に成功し、53-50と3点リードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、10-0のランで立ち上がりに成功したネッツは中盤までリードを保ったが、徐々に点差を詰められる。終盤からコートに戻った渡邊はオニールのパスをしっかりと3ポイントシュートにつなげ、残り1分を切った場面ではレイアップも成功。しかしネッツはターンオーバーが目立ち、79-84と5点差まで返される形で最後のクォーターへ。

 勝負の第4クォーター、ネッツはトーマスとディンウィディーが得点をけん引し、中盤には渡邊も2本の長距離砲を炸裂してリードを2ケタに伸ばす。その後はシュートを決め合う展開となった両チームだったが、ネッツは高確率でフリースローを沈めてブルズに逆転の糸口をつかませず。最終スコア116-105で勝利を収めた。

 2連敗から脱出したネッツは、ディンウィディーが25得点5リバウンド6アシスト4スティール、トーマスが20得点6リバウンド4アシスト、ハリスが18得点をマーク。渡邊も4本の3ポイントシュートを含む14得点1リバウンド2アシストを挙げ、チームに大きく貢献した。

■試合結果
ブルックリン・ネッツ 116-105 シカゴ・ブルズ
BKN|19|34|26|37|=116
CHI|26|24|34|21|=105