日本かアメリカか、去就が注目を集めているセルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)だが、どうやらアメリカに渡ることになるようだ。ギリシャ『SDNA』が伝えた。

2021年夏にVVVフェンロからセルティックへと加入したギアクマキス。2021-22シーズンは公式戦29試合で17ゴールを記録し、FW古橋亨梧と共にチームを牽引した。

今シーズンは控えに回る機会も多い中、公式戦28試合で9ゴール1アシストを記録。その中で、今冬の移籍が浮上。多くのクラブが関心を寄せる中、ここ最近ではアトランタ・ユナイテッドと浦和レッズが獲得に向けて争っている。

浦和のメディカルチェックに合格したという報道も出れば、アトランタが獲得に近づいているという報道も出ており、両クラブの争いが続いているとされていた。

アトランタへの移籍が傾いた中でネックとなったのはオファーの内容。セルティックは完全移籍を望んでいたが、レンタル移籍のオファーだったために拒否されていた。

しかし、どうしてもギアクマキスを手にしたいアトランタは、「指定選手」のポジションを空ける決断をしたとのこと。メジャーリーグ・サッカー(MLS)ではサラリーキャップがあるものの、「指定選手」として3選手を登録可能で、サラリーキャップを超える権利を持っている。

レンタル移籍には必要ないが、完全移籍で好条件を出すには必要だった動きをしたとされるアトランタ。セルティックへのオファーは、380万ユーロ(約5億4000万円)に加えて試合出場やゴールなどに応じてボーナス90万ユーロ(約1億3000万円)が加わるという。

『SDNA』によればセルティックはこのオファーを受けることを決めたとのこと。ギアクマキスのアメリカ行きは、時間の問題のようだ。

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