「カーリング・カナディアンオープン」(15日、カムローズ)

 18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが決勝で世界ランク1位のチーム・エイナーソン(カナダ)を5−3で下し、日本勢として男女通じてワールドツアー最高峰のグランドスラム大会で初優勝を飾った。

 第1エンドに有利な後攻で複数点の2点を奪うと、第2エンドは不利な先攻で1点をスチール。リードの吉田夕梨花、セカンドの鈴木夕湖、サード吉田知那美、スキップの藤沢五月の不動のメンバーが高いショット成功率で序盤で主導権を握ると、そのまま逃げ切った。決勝前日に吉田知はインスタグラムで「初めてグランドスラムに出場したのは2016年。ロコ・ソラーレとして初出場、日本初のメダルを獲得した世界選手権の後でした。そして、7年もの時間がかかったけれど、明日ロコ・ソラーレの大きな夢の一つグランドスラム決勝を戦います。戦うだけじゃなく、ロコ史上最高のパフォーマンスを更新しに行ってきます。一緒にプレーする決勝の相手はもちろん、世界ランキング1位のチームエイナーソンです!」と、決意をつづっていたが、大きな夢をまた一つ叶えた。

 ロコ・ソラーレはこれまでグランドスラムでベスト4が最高。決勝進出は初めてだった。日本女子ではフォルティウスの19年マスターズでの準優勝が最高。日本カーリング界の歴史を作り続けるミラクルチームが再び快挙をやってのけた。

 ◇グランドスラム 現在はマスターズ、ツアーチャレンジ、ナショナル、カナディアンオープン、プレーヤーズ選手権、チャンピオンズカップの6大会で実施されている。創設当時からあるマスターズ、ナショナル、カナディアンオープン、プレーヤーズ選手権の4大会は「メジャー」と呼ばれる。

https://www.daily.co.jp/general/2023/01/16/0015968972.shtml