カタールW杯の決勝でアルゼンチンがフランスを破って優勝を果たした中、
優勝国の女性ファンがパリで受けた〝差別被害〟を告白した。
アルゼンチン紙「Cronica」は「代表シャツを着たアルゼンチン人女性がパリで『ここから出て行け』と叩かれる」と題する記事を掲載。
「フランス在住のアルゼンチン人女性が、アルゼンチン代表のシャツを着て街を歩いていたところ、W杯準優勝国の市民から嫌がらせや差別を受けたことを紹介し、話題となった」と報じた。
記事によると、エンリケタ・リバスさんは自身のSNSで「シャツを着てフランスを歩いていたら、3回も怒鳴られた」と告白。

「恥を知れ!」「ここから出ていけ!」などと侮辱的な言葉を投げかけられたという。
動画の中では、フランス人らしき数人が通りの反対側からリバスさんに向かって叫び声を上げる様子も映し出されている。
その上で記事では「フランスでアルゼンチン人が差別された動画は約200万回再生され、20万5000の〝いいね!〟がつき、どう対応したらいいのか、アドバイスするコメントが無数に寄せられた」と紹介。
一方で「何人かは、もしフランスがW杯で優勝してフランス人がアルゼンチンの街を歩いていたら、どうなっていただろうと指摘していた」とも付け加えた。

12/27(火) 19:21配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d19e146027508f08f8a2b101c817cd9795030f62