現役ドラフトで指名されDeNAに移籍した笠原祥太郎投手の入団会見が14日、横浜市内の球団事務所で行われた。ここ2年間で1勝と不調だった笠原は新天地で再起を期し、背番号は中日時代と同じ「47」に決まった。

 「僕自身、心機一転、環境を変える意味で強いチームに入れることがうれしい。緩急をつける投手。先発もそうですが必要とされれば中継ぎでも戦力になれるようにしたい」

 笠原は緊張の面持ちで話した。笠原は2018年に6勝を挙げ、19年に開幕投手を務めるなど先発投手として活躍。緩急を駆使した投球が身上で、カーブ、チェンジアップという緩い変化球が持ち味だ。

 DeNAの印象を「打線もつながるし破壊力もある。投手陣もいい選手がそろっているチーム」と話し、中日戦登板に関して「投げられるところを見せ、恩返ししたい」と楽しみにした。

 萩原チーム統括本部本部長は「緩急を使った投球に期待している。1軍で先発を中心に活躍していただけるところがあると思う」と話した。
中日スポーツ

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