2022年11月14日

『Apex』が今度こそ本当にオワコン化!? 1年ぶりの新マップ実装も盛り上がらず

2019年のリリース以来、つねにFPSゲームのトップランカーだった『Apex Legends』だが、最近は人気が急落。11月2日に新シーズン「エクリプス」が開幕したものの、あまり盛り上がっていないようだ。この先、コンテンツ復活の目はあるのだろうか…。


待望の新マップ&新キャラ実装も…

今回のシーズンでは、新たに「カタリスト」というレジェンドが登場。敵の行動阻害やオブジェクトに干渉するアビリティが持ち味で、とくに室内戦では無類の強さを発揮するという。

そしてさらに、最大の目玉と言っても過言ではないのが、新マップ「ブロークンムーン」の実装。マップ追加は前年11月に「ストームポイント」が登場して以来、約1年ぶりの出来事であるため、プレイヤーから大きな期待が寄せられていた。

しかし、ユーザーの反応は決して芳しいとは言えない模様。新要素目白押しで始まった新シーズンだったが、SNS上では《エペの新シーズンやる気が出ないなぁー》《エペ新シーズン始まって2日目までやってそれ以降まったく触ってない》《Apex新シーズン始まったのに誰も話題にしてない》と寂しい声が散見されている。


本当にガチのマジでオワコン化へ

では、一体なぜ「Apex」の新シーズンは盛り上がっていないのか。おそらくその要因は、他タイトルの台頭が大きく関係しているのだろう。

たとえば、今年10月5日に早期アクセスが開始した『オーバーウォッチ 2』は、1カ月でプレイヤー数が3,500万人を突破する盛況ぶり。配信者界隈でも“StylishNoob”こと関優太やSPYGEAといった大物たちが連日連夜プレイしており、「Apex」の屋台骨だったストリーマー人気にも陰りが見え始めている。

他にも、10月28日に発売された老舗シリーズの最新作『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアII』は、フランチャイズ史上最速の売上を出している模様。海外ニュースサイト『Business Wire』によれば、すでに世界累計売上10億ドル(約1,470億円)を突破しているという。

また、世界的人気を誇っていた競技シーンの話題性も、2022年に入ってからは『VALORANT』に奪われがち。「Apex」では11月6日より公式大会『Apex Legends Global Series Year 3』が開幕しているが、Twitchの最大同時接続者数は約6,500人と寂しい結果に終わっている。

もはや八方塞がり状態で、再浮上のきっかけすら見えてこないかつてのトップランカー。今まではなんやかんや生き残ってきたが、いよいよ瀬戸際なのかもしれない…。

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