◇20日 プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD

 194センチの長身から繰り出す最速152キロ右腕の水口(みなくち)創太投手(4年・膳所)はソフトバンクから育成7位指名を受けて「評価していただいてうれしい。周りの意見を聞きながら、自分なりに結論を出したい」と話した。

 19日に大学最終試合を終えた時点では「育成では行かない」と話していたが、育成に定評があり、しかも恩師の近田怜王監督(32)が元ソフトバンク投手だった縁もあり「今は行くか行かないかは半々です」とプロ入りへ寄り戻した。

 医学部人間健康科学科で理学療法を学ぶ水口。ドラフト指名がかからなかったあとも会見場で育成ドラフトを見守り、ついに名前が呼ばれた。

 「スケールの大きい投手になりたい。時間は掛かると思いますが、球界を代表する投手になりたいです」。まだ半々と言いながらも取材に応えるうちに、夢を語る。ソフトバンクは4軍制を敷くことになるが「上背があるので、角度のある直球と落ちる球で空振りを取れます。ライバルは多くなるかもしれませんが、それは気にせず、自分に必要なことをやっていきたい」と前向きだ。
中日スポーツ

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