「白いビキニの写真で、胸の血管が透けてるのがいい――」。YouTubeの水着姿が大きな話題を呼び、1カ月弱で再生回数1000万回を超えた中川翔子さん。写真集『ミラクルミライ』では、赤いランジェリー姿も気に入っていると語ります。しかし、当初は久々の水着姿に抵抗がありました。「しょこたん」から「しょうこさん」へ。デビュー20周年を迎えて目に映る景色は――。

街ですれ違ったおじさまにも、「水着見たよ」とか言われて

――6月に出版された写真集『ミラクルミライ』が好評と伺っています。写真集を出されたきっかけは、YouTubeだったとか。

中川:去年、YouTubeで水着姿を公開したらすごいバズリ方をして。1カ月弱くらいで1000万再生を超えたんです。1000万回って同じ人が何回も見るとか、海外の人も見るくらいじゃないと、中々いかない数字でびっくりして。

――そもそも、YouTubeはコロナ禍になってから始められたんでしょうか?

中川:コロナ禍に入ってから、せっかくだし、今までやれなかったことをやろうってなったんです。せっかくだし、夏だし、みたいな感じで始めてみました。

――では、水着姿になることも、とくに抵抗もなくチャレンジされた感じでしょうか?

中川:水着はホント恥ずかしいしかなかったです…! 私なんかって。しかも、年齢重ねてきて「誰が見たいねん!」ぐらいに思いました。はじめは、マネージャーさんから水着の企画を提案されても「恥ずかしいからムリムリ!」って言ってたんですよ。でも、マネージャーさんが「せっかくだからやりましょうよ」って押しが強くて(笑)。結局、自分で水着を買いに行くことになって。なるべく体形を隠しながらやる、みたいな感じで。

――その結果、ものすごい反響だったと。

中川:凄かったですね。街ですれ違ったおじさまにも、「水着見たよ」とか言われて。「えー−!!」って驚いて。水着と車(赤のベンツ)は、おじさまによく言われます。車を駐車場に止めると、そこにいた警備の方に「あ、YouTubeの車だね」みたいな(笑)。

――YouTubeの影響大ですね。

中川:しかも、YouTubeはコメント欄も優しいことが多いんですよ。実は、YouTubeはずっと憧れていたんですが、勇気がなかったんです。数字が出ちゃうし、続けられるか怖くて。

 でもコロナ禍をきっかけに始めたらすごく楽しくなって。週3で更新するようになって(笑)。

――『ミラクルミライ』は、デビューから20周年のタイミングですね。

中川:ただ、20周年とか、去年の夏くらいまでスッカリ忘れてたんですよ。スタッフさんもみんな(笑)。

 なんというか、必死に1年ずつ乗り越えてるような感じだったので。ただ、今回YouTubeに水着の動画をアップしたら、『ミスマガジン』でもお世話になった古巣の講談社さんから写真集のお話がきまして。それで、「えーっ!」ってなって。さすがにYouTubeの動画再生数が伸びたからって、水着を着るのはどうかなって消極的だったんですけど。でも、よく考えたら壮大なフラグですよね。

 昔、『ミスマガジン』で『ミス週刊少年マガジン』を頂いて事務所に入って。その『ミスマガジン』の会社から写真集のお話がきて。しかも、写真集を出すタイミングが20周年のとき。なにこれ? ミラクルじゃん!と。20周年も意識してなかったけど、今まで出会った全ての方がここまで連れてきてくれた。ミラクルな世界だなって。だから写真集は『ミラクルミライ』しかないと思いました。

「白いビキニの写真で、胸の血管が透けてるのがいい」って言われて…

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