フランスの女性ジョッキー、ミカエル・ミシェル騎手が9月26日午後、羽田空港着の航空機で来日した。JRAの通年騎手免許試験の受験が目的。

 ミシェル騎手は「日本に帰ってこられないと思っていたので、帰ってきたという気分です」と、コロナ禍で入国自体が厳しい状況が続いていただけに、ようやく果たした再来日にうれし涙を浮かべた。

 2018年冬にフランスで女性騎手初の開催リーディングを獲得したほか、20年には地方競馬(南関東)の短期免許を取得して来日し、地方通算267戦30勝の好成績を挙げた。
その前年の19年夏にJRAが開催したワールドオールスタージョッキーズ参戦のため初来日した時に、日本のレース環境にほれ込み、JRAでのプレーを志すようになったという。

 今月28日に行われる1次試験をクリアすると、日本語の口述テストも含む来年1月25日の2次試験に進むことができる。
最難関とされる2次試験も突破すれば、通年騎手免許が交付され、来年3月からJRAでの騎乗が可能となる。

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