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■メジャーリーグ カブス 6ー3 メッツ(日本時間15日 シティ・フィールド)

カブス・鈴木誠也(28)は敵地のメッツ戦に“2番・ライト”でスタメン出場。メッツの先発は2016年に日米大学野球アメリカ代表で来日経験もあるD.ピーターソン(27)、1回第1打席は無死一塁で打席へ、立ち上がりコントロールの定まらないピーターソンに対し鈴木はじっくりボールを見極め四球で出塁した。

カブスが1回に大量6得点奪い2回に早くも鈴木の第2打席、メッツ2人目T.ウィリアムズ(30)と対戦。ホールが良く見えている鈴木はカウント2-2と追い込まれてから3球連続ファールで粘った。そして、9球目、93マイル(150キロ)のストレートに空振り三振。

4回第3打席はカウント2-2から2打席目で打ち取られた90マイル(145キロ)のストレートをセンターへ、一番深いところに飛びあとひと伸び足らずセンターフライに倒れた。

7回第3打席はメッツ4人目T.メイ(32)と対戦、カウント1-0から95マイル(153キロ)のストレートをセンター前へ落とし4試合連続ヒットをマーク、この試合は全てストレート打ちと徹底していた。

6対3とカブスリードの9回第5打席、メッツは6人目M.ギブンズ(32)がマウンドへ、カウント3-2からの6球目、93マイル(150キロ)のストレートが鈴木の左手小指付近に直撃、「あっ、痛い」と集音マイクに鈴木の声が入るほどの大きな声を出し左手を抑えて悶絶した。ベンチからはトレーナー、ロス監督が鈴木の元に駆け寄った。バットを振りに行ったところに直撃したので一瞬ヒヤリとしたが鈴木はロス監督に笑顔を見せ1塁に走っていった。

さらに9回の守備では右中間の打球を追ってセンターのM.ハーモシヨ(27)とフェンス手前で交錯。こちらもヒヤリとしたが鈴木はハーモシヨと笑顔で一声かけた。
鈴木は3打数1安打2四死球で打率.263、チームも勝利しナ・リーグ東地区首位のメッツに3連勝となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1867d9455a2583792092e353d25321c7eb56fd12