レンジャーズ・有原航平が4回途中12安打11失点と大乱調 先発復帰も防御率9・45に

◆米大リーグ レンジャーズ—ブルージェイズ(10日・アーリントン=グローブライフフィールド)

 レンジャーズ・有原航平投手(30)が10日(日本時間11日)、本拠地・ブルージェイズ戦で先発登板したが、4回途中99球を投げて12安打11失点、1奪三振5四球と大乱調で降板した。防御率は9・45となった。

 初回、先頭のスプリンガーに左翼へ二塁打を浴びると、1死二塁からビシェット、カークに連続二塁打を浴びて2点の先取点を献上。さらに2死満塁でエスピナルに中前2点適時打を浴びてリードを4点に広げられた。初回だけで32球を要し、初回からブルペンでは救援投手がアップを開始していた。

 1回裏に元巨人・ガルシアの23号3ランで1点差に迫ったレンジャーズ。2回、有原は2四球と制球に苦しんだが、なんとか無失点で切り抜けた。1点ビハインドの3回も、先頭打者に四球。無死一、二塁で三塁手強襲の二塁打で1点を失うと、タピアに飛距離130メートルの特大3ランを右翼へ被弾。さらにビシェットに右中間フェンス直撃の適時二塁打を浴びるなど、この回だけで5失点と立て直せなかった。4回も続投したが先頭に二塁打を浴び、続くジャンセンに左翼へ2ランを被弾。さらに中前安打を浴びてマウンドを降りた。

 有原は8月16日(同17日)の本拠地・アスレチックス戦で今季初登板初先発。2度目の先発となった同21日(同22日)の敵地・ツインズ戦で今季初勝利をつかんだ。だが、同28日(同29日)の本拠地・タイガース戦で4回途中6失点で2敗目(1勝)を喫すると、チーム事情もあって救援に配置転換された。メジャー初の救援登板だった3日(同4日)の敵地・レッドソックス戦では2回4安打2失点。この試合では再び先発に戻っていた。

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