まいじつ 2022年8月8日

漫画好きが集まると、必ずと言っていいほど「どのキャラクターが一番強いのか」という話題になるもの。とくに『週刊少年ジャンプ』の作品には戦闘力の高いキャラが多数いるため、議論が紛糾しがちだ。本稿では、そんな難題に1つの結論を出そうと思う。


「ジャンプ」に伝説を残した猛者たち
最強キャラ議論において、まず名前が挙がりやすいのは『ドラゴンボール』の孫悟空だろう。そもそも作品自体のスケールが惑星・宇宙規模と大きく、その中でも悟空は作中最強格だ。元来の強さに加えて、新たな敵が登場するたびに成長し続けるポテンシャルの高さを考えれば、有力候補といっても過言ではない。

ただ、単純なパワーによって戦うスタイルなので、能力バトル的なからめ手のアプローチには相性が悪いかもしれない。そうした意味では、むしろ『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の主人公、ジョルノ・ジョバァーナの名前を挙げたくなる。

同シリーズでは、人智を超えたスタンド能力者によるバトルが繰り広げられるが、覚醒したジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」はとくに異質。「ジョジョ」ファンの間でも、つねに最強のスタンドとして名前が挙がるチート能力だ。なにせ敵対した相手の動作や意志をすべて“ゼロ”にするという能力で、その気になれば敵を永遠に死の円環に閉じ込められる。

最近のヒット作では『呪術廻戦』の五条悟が議論の的になるものの、ジョルノ相手の相性は微妙なところ。五条といえば無限の空間を操る「無下限呪術」の使い手だが、攻撃する際には相手への敵意を向ける必要がある。また、空間を司る能力だと思われるため、時間軸の操作を行うジョルノへの対処はやはり難しそうだ。

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