米俳優トム・クルーズが主演し、1986年に公開された映画「トップガン」の原作者遺族が6日、このほど封切られて大ヒットとなっている続編は著作権侵害に当たるとして、パラマウント・ピクチャーズを相手に訴えを起こした。

トップガンはエフド・ヨネイ氏が1983年に執筆した記事が原作。米ロサンゼルスの連邦地裁に提出された訴状によると、パラマウントが原作に「派生した」続編を公開するに当たり、ヨネイ氏の遺族から権利を改めて取得しなかったという。

原告はイスラエルに在住するヨネイ氏の妻と息子で、映画による利益などの損害賠償のほか、新作やさらなる続編の配給を中止するよう求めている。

パラマウントは「こうした請求にメリットはない」とし、争う姿勢を示した。

続編「トップガン マーヴェリック」は公開から10日間で北米で2億9100万ドル、全世界で5億4860万ドルを売り上げ、今年最大のヒット作となっている。

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