マンチェスター・Uは1日、フランス代表MFポール・ポグバが今夏の契約満了に伴い退団することを発表した。

 現在29歳のポグバは、2009年にル・アーヴルの下部組織からマンチェスター・Uの下部組織に加入。トップチームで出場機会を得られず、2012年夏にユヴェントスへとフリー移籍した。同クラブで世界最高峰のMFに成長し、2016年夏に当時の世界最高額を更新する移籍金1億500万ユーロ(当時レートで約119億円)でマンチェスター・Uに復帰した。

 マンチェスター・Uでは2016−17シーズンにヨーロッパリーグとリーグカップの2冠を達成した。しかし、以降はクラブが暗黒期を迎えていることもあり、クラブでのタイトルから見放されている。また、マンチェスター・U復帰後は度重なるケガに悩まされ、稼働率が低下。パフォーマンスの波も激しく、在籍6シーズンで公式戦通算233試合に出場し、39ゴール51アシストを記録するにとどまった。

 マンチェスター・Uは退団発表に際し、「クラブの全員がポールの成功したキャリアを祝福するとともに、マンチェスター・Uへの貢献に感謝しています。我々は、彼の驚くべき旅路の次のステップが最善のものとなることを願っています」とコメントを発表している。

 再びフリートランスファーでマンチェスター・Uを去ることになったポグバの獲得には、古巣ユヴェントスやパリ・サンジェルマンなどが関心を示している模様だ。


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