チャンピオンズリーグ(CL)決勝を終えて、今年度のバロンドールの行方は決したのだろうか。カリム・ベンゼマの受賞が確実とも予想される一方で、ティボー・クルトワを候補に推す声も強まっている。

 対象期間が欧州のシーズンに合わせた秋春に変更されたことで、今年度のバロンドール選出は8月に前倒しされた。まだUEFAネーションズリーグなどは残っているとはいえ、実質的に評価に影響する大きな試合はCL決勝でほぼ終了したと言える。


 28日の決勝を前に、バロンドール候補として盛んに名前が上がっていたのはレアル・マドリードのベンゼマと、リバプールのモハメド・サラー、サディオ・マネの3人。マドリーがリバプールを下して優勝を飾ったことで、ベンゼマの受賞が確実になったという見方もある。

 ベンゼマは今季リーガエスパニョーラとCLの両方で得点王に輝くなど、公式戦46試合の出場で44ゴールを量産。決勝では無得点に終わったとはいえ2冠の立役者として圧倒的評価を受けている。ティエリ・アンリ氏も試合後に、「投票は終わった。ベンゼマが受賞」とバロンドールの行方を明言していた。

 だが決勝でのパフォーマンスにより、マドリー守護神のクルトワをバロンドール候補とする声も各国メディアなどから挙がっている。クルトワは決勝で史上最多のセーブ9回を記録するなど完封勝利の立役者となった。

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