東京下町の住宅街を並んで歩く、おなかの出た中年男性と細身でスタイル抜群の美女。4月中旬の週末、夕暮れ時に子連れで焼肉店を訪れたのは、落語家の二代目林家三平(51才)と国分佐智子(45才)夫妻である。

 約5年半、大喜利コーナーにレギュラー出演した老舗落語番組『笑点』を、昨年12月限りで卒業。久しぶりにゆっくりできる時間を、家族水入らずで謳歌しているようだ。

 ただ、その番組卒業も、三平自身が公式ツイッターで「実力不足と理解しております。番組の最後に、また戻ってきますとは言ったものの、そんなに簡単な事ではないのも承知しています。落語に限らず様々な経験を積み、勉強し直したいと思います」とつづったように、1度も座布団10枚を獲得することができず、事実上の“クビ”とも言われている。

 ある落語関係者は「再スタートを切るべく、年明けからは何本かのバラエティー番組にもゲスト出演したのですが、なかなかうまくいっていません。2月放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)の『パパママ芸能人 大反省会SP』でも、明石家さんまさんから何度もキラーパス(ツッコミ)を渡されたのに、全く切り返せずにだだスベリでした」と話す。

 何とか現状を打開しようと、約1年前からはTikTokの公式アカウントを開設。ギャグやトーク力を使わずに、顔芸や若者たちのように音楽に合わせる“踊ってみた”動画をアップし続けている。「ところが、何人もの一般女性たちとのコラボ動画も発信したことで、ユーザーからは『三平がTikTokで女漁り』『SNSでナンパかよ』と批判されてしまっているのです」(前出・落語関係者)

 実際、三平から声をかけられた女性ユーザーが、そのやりとりを晒す事態になっており、“ナンパ疑惑”が広がっているという。

 フォロワーも、知名度のある芸能人としては寂しく6500人。最近は、同じ古典芸能の歌舞伎俳優の市川海老蔵がSNSでナンパしていたニュースも流れたために、とばっちりの感もあるが…。
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