https://www.sankei.com/article/20220426-J3TQ5TYRJVJUVAB4CI3PDXVESU/

熊本県八代市の私立秀岳館高サッカー部の30代男性コーチが部員の生徒を蹴るなどしたとして、熊本県警八代署は26日までに、暴行の疑いでコーチを書類送検した。暴行の様子を撮影した動画が交流サイト(SNS)に投稿され、問題が発覚した。

書類送検は25日で、署は詳しい容疑を明らかにしていない。この問題をめぐっては、20日夕に匿名の電話があり、学校は動画の存在を把握。動画には、コーチが生徒の脚を蹴ったり、背中を殴ったりする様子が撮影されていた。20日、署も情報提供を受け捜査していた。

秀岳館高によると、コーチは21日に退職願を提出。学校関係者は「刑事処分を待って検討する」としている。現在は謹慎処分中だという。

同校のサッカー部は平成26年度に全国高校サッカー選手権大会に出場した。