NEWS ONLINE 編集部  公開:2022-04-19(2022-04-19更新)

黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(3月29日放送)にフジパシフィックミュージック会長の朝妻一郎が出演。オールナイトニッポンのテーマ曲が「Bitter Sweet Samba」になるまでの経緯について語った。


ハーブ・アルバートとティファナ・ブラスの「ビタースィート・サンバ」 撮影協力:鈴木啓之
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黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。3月28日(月)〜4月1日(金)のゲストはフジパシフィックミュージック会長の朝妻一郎。2日目は、オールナイトニッポンのテーマ曲が「Bitter Sweet Samba」になった経緯について---

黒木)ニッポン放送で「オールナイトニッポン」が始まったのは1967年ということですが、いまもテーマ曲として流れている「Bitter Sweet Samba」も朝妻さんが持っていらしたアルバムのなかの1曲だったのですよね。

朝妻)番組のチーフプロデューサーだった高崎さんから「オールナイトニッポンという番組が始まるから、テーマ曲を探してくれ」と言われて、テーマ曲になるのであれば、毎日かかるのでヒット曲になるだろうから、うちが権利を持っている曲を使いたいと思って、いろいろ探したのですけれども、なかなかいい曲がないのです。

黒木)音楽出版の権利をお持ちになっている楽曲のなかに。

朝妻)ジャック・ジョーンズという男性歌手が歌っていた「あめんぼうとバラ」という曲がありました。ハーブ・アルパートとティファナ・ブラスが、食べ物がタイトルについた曲だけを集めたアルバムのなかにその曲を入れていたのです。
「これだ!」と思って高崎さんに「高崎さん、これはどうですか」と言ったら、高崎さんが聴いて、「悪くないけれど、他にもっとないのか」と言うので、そのアルバムの他の曲を聴いたら、「Bitter Sweet Samba」があったのです。「この曲がテーマにぴったりだ」と言うことで選ばれました。


ラジオのパーソナリティー・高崎一郎  撮影日:1971年05月11日 写真提供:産経新聞社
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黒木)音楽出版にスカウトされたときにお読みになった本があるのですよね。そのお話をお聞きしてもいいですか?
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