ユーチュラ
2022年4月15日 16:44

4月12日、ドラクエやり込み系配信者「マイティーやり込みゲーム動画」(登録者数非公開)が「視聴者の皆様へ」を公開。一部の動画で“エミュレータ”が使用されていたことを認めて謝罪しました。
https://youtu.be/VqEGflqpOk0

やり込み動画が人気のチャンネル

「マイティーやり込みゲーム動画」とは、主に『ドラゴンクエスト』シリーズのやり込みを中心に動画投稿をおこなっている配信者。膨大な時間をかけた検証動画などが特徴で、多いものだと1本の動画につき5000時間以上を費やしたものもあるようです。

マイティーのチャンネル登録者数は非公開となっていますが、ゲームのやり込み具合には定評があり、動画の総再生回数は4500万回以上にのぼります。

そんなマイティーは、12日に公開した動画で「残念な事実」を報告。これまでに投稿した動画の一部が、エミュレータを使用したものだったと謝罪しました。

エミュレータとは、ゲームなどを本来の環境とは異なる擬似的な環境で実行するためのソフトウェアで、やりこみが容易になるのはもちろん、使用には著作権法などの問題も考えられます。



一部の動画で実機を使っていないものが

以前からネット上では、マイティーが「実機を使っていないのではないか」という疑惑が上がっていました。
マイティーは「噂のようなことはないはずだ」とその都度否定。さらに弁護士に相談し、身の潔白を証明する資料や素材を準備していたといいます。

しかしマイティーのチャンネルでは、複数のクリエイターが別々の場所で動画制作をしており、全員が同じ機器を使っているかが確認できていなかったそう。さらに「正直、人の入れ替わりもあって」と、すでに音信不通になっているクリエイターもいることから、改めて全ての動画を確認したところ、

大変残念なことに、一部の動画が実機を使っていないものであったことが判明しました
ドラクエ6などについては確かに一部の動画が該当しておりました
と発言。エミュレータを使用した動画の存在を認め、謝罪しました。

マイティーは今回の件を踏まえた上で、これからの活動について「皆さんが楽しんでもらえるものを届けたいという気持ちは変わらず、できればこれからも動画をお届けしていきたい」「誠実に活動してまいります」と、活動継続の意向を示しました。

視聴者からは「やり込みだと認識していたものが根底から覆されるとなるとショックでなりません」「失った信頼は取り戻すのは皆無に等しいよ」などと落胆の声が寄せられることに。
その一方で「まだまだ鬼畜なやり込みを楽しみにしています」「正直面白いのでこのまま続けて欲しいです」とマイティーの活動を続行を望む声も集まっています。

https://yutura.net/news/archives/74132