ロシアのウクライナへの軍事侵攻が始まってから、1か月以上が経過した。ロシア軍が撤退したキーウ(キエフ)近郊の街で明らかになったのは、ロシア兵による残虐行為だ。

【写真】遺体で発見されたと報じられたFCクドリフカのFWスケンコ

 民間人の遺体が多数発見され、中には拷問を受けた形跡もあるという。3日には、ウクライナ・メディア『sportarena』が、キーウ郊外のブチャで、地域リーグで活躍していたFCクドリフカのFWオレクサンドル・スケンコの遺体が、両親のそれとともに発見されたと伝えている。

 そんななか、こうしたロシア軍による非人道的行為に怒りを爆発させたのが、ウエストハムに所属するウクライナ代表のエース、アンドリー・ヤルモレンコだ。自身のインスタグラムのストーリーに、ロシア軍の攻撃によって破壊された故郷チェルニーヒウの動画をシェア。次のような一文を添えて、ロシアのウラジミール・プーチン大統領を糾弾した。

「俺たちはこうした行為を絶対に許さない。プーチンよ、お前はクソ野郎だ」

 先日は、軍事侵攻後も沈黙していたロシア代表の主将アルテム・ジューバを痛烈に批判するなど、ロシア側に対して、怒りを隠さないヤルモレンコ。親戚が母国に残り、尋常ではない精神状態のなか、ピッチに立てば結果を残し、ウクライナ国民に希望を与えている。

サッカーダイジェスト 4/5(火) 5:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/631eb095b6e9b2341c726614f42730bcf86b5187

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