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綾野剛、7月期TBS日曜劇場で主演…元サッカー日本代表役に「気持ちがたかぶりました」


 俳優の綾野剛(40)が、7月スタートのTBS日曜劇場「オールドルーキー」(日曜・後9時)に主演し、現役引退した元サッカー日本代表選手を演じることが22日、分かった。

 フジテレビ系「HERO」「海猿」シリーズなどのヒット作を手掛けた福田靖氏のオリジナル脚本で、スポーツマネジメントの世界が舞台。綾野演じる主人公・新町はかつて日本代表選手として活躍したが、けがで低迷し37歳で現役引退。スポーツマネジメント会社の社会人1年生としてアスリートのエージェントに転身し、ネクストキャリアをスタートさせる。

 学生時代は陸上選手として活躍し、身体能力には定評がある綾野は「気持ちがたかぶりました。敬愛するスポーツに関わる作品に参加できることが素直にうれしかった」と感無量。「登場人物だけが主役なのではなく、作品自体が主役なのだと思える作品に出会わせていただきました」と語る。

 サッカーシーンにも初挑戦するべく、現在は猛練習中。「初日はシュートも打てず、無人ゴールなのにネットを揺らすこともできず、本当に何もできないところからのスタートでした。ですが信頼するコーチ、スタッフと共に日々サッカーと向き合うことこそが本当のスタートだと毎日自身を鼓舞しています」。くしくも24日には、サッカーW杯の本大会出場を決めるアジア最終予選・豪州戦が控えているが、綾野自身もサッカーの奥深さを実感しているようだ。

 今作では、実際のトップアスリートたちに緻密(ちみつ)な取材を敢行し、リアルな描写を盛り込んでいるのも見どころ。このほど米大リーグ・カブス入団が決まった鈴木誠也も、選手としての葛藤や、スポーツマネジメントの舞台裏を語っているという。福田氏も「毎回、いろいろなスポーツの裏話や専門的知識を調味料として利かせているところも、きっと楽しんでいただけると思います」と呼び掛けている。