スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)が14日(日本時間15日)にホームのレアル・マドリード戦に先発し、前半にセットプレーからあわやの左足シュートを放つなど、来季の本家復帰≠ノ向けて存在感を示した。

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 自身の契約元となるRマドリード戦に先発すると、前半から積極的に仕掛けた。18分には久保が吹き飛ばされるほど激しいチャージを受けて得たセットプレーの好機にMFダニ・ロドリゲスがゴールを狙うと見せかけて横パス。これを久保が左足で狙うもミートできずに枠外とチャンスを逃した。0―0で折り返した後半はフランス代表FWカリム・ベンゼマに2得点を許すなど、0―3で敗れて5連敗。久保も33分に交代となった。

 久保にとってRマドリードとの一戦は来季のトップ登録メンバー入りをかけた「最終テスト」との見方も出ていた。特に今季中にブラジル代表FWビニシウスがスペイン国籍を取得する見通しとなり、来季に向けて最大の障害となっていたEU圏外3枠に空きが出るためだ。スペイン紙「アス」によると、クラブOBでダイレクターを務めるエミリオ・ブトラゲーニョ氏は「久保は成長していて、とてもいい選手です。シーズン終了後に判断する」と来季Rマドリードでプレーさせることに前向きだったという。

 久保はゴールこそ奪えなかったものの、攻守にわたって好パフォーマンスを披露。首脳陣に猛アピールし、Rマドリードでプレーする日は確実に近づいているようだ。

東スポ 3/15(火) 10:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/13f7654ed2ff228a8ac38869253a68342cafa1e7

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