3/1(火) 5:15配信
東スポWeb

ミライトワの生みの親でキャラクターデザイナーの谷口亮氏(東スポWeb)

 北京五輪の「ビンドゥンドゥン」と東京五輪の「ミライトワ」の両マスコットを巡り、論争が勃発している。ネット上では優劣≠つける書き込みが相次ぎ、先月26日には「AERA dot.」が「爆売れ中の北京五輪の『ビンドゥンドゥン』と存在感なき東京五輪の『ミライトワ』 人気に差がついた理由」と題する記事を報じて論戦に拍車がかかった。

 こうした中、ミライトワの生みの親でキャラクターデザイナーの谷口亮氏(47)は本紙の取材に応じ「前提として、比較する必要がないと思いますけどね。(今回の報道は)ちょっと悪意を感じました」と反論。北京五輪で注目を集めた選手とマスコットのツーショット≠ヘ東京五輪でも実現しており、谷口氏は「サッカーでブラジル代表のダニエウ・アウベス選手がツーショットの写真をSNSに投稿して話題になりましたし、体操女子でベラルーシ代表のアリーナ・ハルナスコ選手はマスクに手書きのミライトワを書いて表彰台に立っていましたよね」と指摘した。

 また、ミライトワのグッズが大幅に値引きされたことにも「どの大会でも言えることだと思います。実際に(2018年平昌五輪の)『スホラン』のグッズも値引きされていましたので」と主張した。マスコットのコンセプトも異なっており、ビンドゥンドゥンはかわいさを前面に出し、ミライトワはカッコよさも表現されていた。「アンパンマンとドラゴンボールどっちがいい?と聞いているようなもので、何を比較したいのか分かりませんね」(谷口氏)

 そもそも東京と北京では開催を迎えた状況が全く違うだけに、比較すること自体がナンセンスということか。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/71aae8648664d3d65c7507131138a65297189122