2/15(火) 12:58
東スポWeb

プルシェンコ氏 ワリエワ出場停止なら「腕や脚を切り落とされるのと同じ」露メディアで訴える
プルシェンコ氏(東スポWeb)
 北京五輪個人戦出場が認められたロシア・オリンピック委員会(ROC)のフィギュアスケート女子代表、カミラ・ワリエワ(15)について、元五輪金メダリストの皇帝<Gフゲニー・プルシェンコ氏が強烈な言葉で支持の姿勢を見せている。

 ドーピング検査で陽性反応が出たものの、スポーツ仲裁裁判所(CAS)から大会参加が認められたワリエワ。プルシェンコ氏はロシア「スポーツ・エクスプレス」で自論を展開。「ワリエワが個人戦の出場停止処分を受けたとしたら、それは人が腕や脚を切り落とされるに等しいことだ」と、反対の裁定だった場合はワリエワにとって強大な苦痛を伴ったと強調。「北京五輪フィギュア女子の視聴率も下がり、興味対象もなくなっていたことだろう。そして15歳の少女は、大きな心理的打撃を受けていた」と、予想しうるダメージの大きさを語った。

 今大会の参加は認められたが、金メダルを取っても今後はく奪される可能性もあるなど、まだまだ騒動は収まりそうもない。プルシェンコ氏は「ワリエワが最近どんな試練を受けたか考えると、ぞっとする。いずれにせよ、彼女がどうやって禁止薬物を体内に取り込んだのか、原因を突き止める必要がある。頭から離れない」と、原因究明の必要性を強く訴えている。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/71f667e52af2f1fb9a7909b99823e200a28b31a5