ラヴズオンリーユー 日本馬初の米エクリプス賞受賞 最優秀芝牝馬に選出 マルシュロレーヌは受賞ならず


北米競馬の年度代表を表彰するエクリプス賞の授賞式が10日(日本時間11日)、米カリフォルニア州のサンタアニタ競馬場で行われ、ラヴズオンリーユー(牝6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)が最優秀芝牝馬に選出された。同賞受賞は日本馬初の快挙。

同じ矢作厩舎所属で最優秀ダート古馬牝馬の最終候補にノミネートされていたマルシュロレーヌ(牝6歳、父オルフェーヴル)は受賞を逃した。


ラヴズオンリーユーは昨年11月、ブリーダーズCフィリー&メアターフで勝利。
アメリカ競馬の祭典と言われるブリーダーズCで、日本調教馬初制覇の偉業を成し遂げた。


昨年は香港でもG1・2勝を挙げ、JRA史上初となる海外G1年間3勝。
JRA賞でも最優秀4歳以上牝馬に選出され、今年の1月30日には東京競馬場で引退式が行われた。


エクリプス賞は日本のJRA賞に相当する北米競馬の年度代表表彰。
各部門の最終候補3頭から、現地の記者投票によって選出馬が決まった。

日本馬はこれまで、最終候補のノミネート自体が05年のアメリカンオークスを制したシーザリオ1頭のみだった。
日本人では2019年、カナダを中心に活動する木村和士騎手が最優秀見習騎手賞を受賞している。


https://news.yahoo.co.jp/articles/ace2a493da0690d0d33118b68ce15756c874ba3a
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