【北京共同】北京冬季五輪フィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇を逃し、4位に終わった羽生結弦(27)は10日、フリー終了後に進退を問われ「少し考えたい」と語った。

 演技冒頭で挑戦した注目のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は回転不足で転倒。競技人生の最終目標に掲げる超大技の成功には至らなかった。今後の挑戦について「もうちょっと時間をください。それくらい今回やり切っています」と話した。

 羽生は8日のショートプログラム(SP)で8位と出遅れた。フリーでは演技後半に4回転トーループを2度成功させて意地を見せたが、4回転サルコーでも転倒した。
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