現地時間2月6日に行なわれたスコットランド・リーグ第25節で、日本人4選手が所属する首位のセルティックはマザーウェルと対戦し、4−0で勝利を収めた。

 リーグ6連勝を導く先制弾をアシストしたのが、左インサイドハーフで先発した旗手怜央だ。左サイドで味方からボールを呼び込むと、左足で絶妙なグラウンダーのクロス。これを走りこんできたリエル・アバタがダイレクトで合わせ、ゴールに流し込んだ。

 今冬に加入した旗手は、これで出場5試合で3ゴール・2アシスト。言わずもがな、その活躍ぶりは現地でも非常に高く評価されている。

 また、その評判はイングランドにも伝わっているようだ。英メディア『Football Insider』によれば、『BBCラジオ』でコメンテーターを務めるスポーツ・ジャーナリストのジョス・バンティングが、「早ければ夏に彼が去ってもおかしくはない」とコメントしたという。
 
「彼のパフォーマンスはセンセーショナルで、素晴らしいもの。1か月しか経っていないが、セルティックにとってこの上ない補強だった。そして、イングランドのクラブが目を付けても不思議ではない。もちろん興味を持つだろう。プレミアのトップ4ではないかもしれないが、そのほかのクラブや、チャンピオンシップ(英2部)からプレミアに昇格するクラブとかね?」

 そして、「キョウゴ(古橋亨梧)については、サウサンプトンが興味を示しているのは報じられている通りだし、旗手もこのまま輝き続ければ、そう遠くない未来に、スコットランド以外のファンも獲得にすることになるだろう」と述べた。

 現時点で、具体的に関心が示しているチームがあるわけではない。ただ、このパフォーマンスを維持できれば、プレミアリーグのクラブから声が掛かる可能性も十分あるだろう。

サッカーダイジェスト 2/7(月) 20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fac948024371f5ea83f8aca5c032fb49b9ca8e6

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