北京五輪のスキージャンプ女子ノーマルヒルでメダルを逃した高梨沙羅(25=クラレ)に対して、海外から同情の声が上がっている。

 金メダルが期待された高梨は合計224・1点で4位。W杯歴代最多61勝&表彰台109回の記録を持ちながら、平昌五輪に続く2大会連続の表彰台を逃した。試合後に漏らした「もう私が出る幕ではないかもしれない」との言葉が失意を物語っていた。

 この敗戦に米スポーツ専門局ESPN(電子版)はW杯61勝の実績を踏まえた上で「高梨が表彰台に上がらなかったのは意外なこと」「日本のスターの失望が伝わってきた」と報じ、ドイツメディア「シュポルト1」も高梨のポテンシャルを高評価しながら「この才能ある日本人は新たな悲劇をもたらした」「いつも決定的な場面で神経をとがらせている」と並べた。

 昨年の世界選手権(ドイツ)で高梨がV逸した際、元ドイツ代表のアンドレアス・バウアー氏は「サラを尊敬している。だから勝たせてあげたかった。悲劇のヒロインとしか言いようがない。泣けてきました」と同情。その言葉を示した上で「シュポルト――」は「今回4位に終わったことで、主要大会でのトラウマ≠ェ強くなりようだ」としている。

東スポ 2/6(日) 16:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7dcd2cc555d3b9dc348b32e553b666b45c40d4e

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