2/4(金) 5:15配信
東スポWeb

衝撃の近況が明らかになったエスパー伊東(東スポWeb)

超軟体芸人<Gスパー伊東(61)が老人ホームに入居した経緯が明らかになった。付き合いの一部の知人は、本人の意思と関係なく伊東がカゴの中の鳥≠ノなっていると、口さがないウワサをしているという。この4年近く伊東の世話をしてきた40年来の友人で、所属事務所社長でもあるお笑い芸人・ビトタケシ(58)に、あらためて話を聞いた。

「エスパーさんと親しかった人たちの中には、『施設に適当に押し込められた』とか『ケータイを取り上げられた、認知症を患っている、というのも周りと連絡を取れないようにするためだ』と、口さがない人もいる」

 こう明かすのは、かつて伊東と付き合いがあった芸能関係者だ。

 2018年3月に「右変形股関節症」と診断される少し前、伊東はビトに「事務所に入れてくれ」と頼んできたという。「そのころには、伊東さんの貯金は底をつき、ない状態だった。何に使ってるんだか分からないが、自宅には督促状なんかがいっぱい来ていた」

 伊東はその年の末に会見で窮状を明かし、翌19年2月に人工股関節を入れる手術を受けた。その後はリハビリや入院、転院の繰り返し。病院の手続きや入院費の負担、伊東宅の掃除、家賃や光熱費の支払い、引っ越しに伴う膨大な荷物の搬出など、すべてこなしたのはビトと事務所スタッフだ。本人は明言を避けたが、かかった出費は200万円をくだらないようだ。

 生活保護の申請という選択は苦肉の策だった。

「タレントだから生活保護はプライド的にどうかなとも思ったが、やんわりと『何をするにも苦しいですよ』と説明した。伊東さんも納得してくれた」という。

 昨年初め老人ホームに入所したのも、本人納得の上だ。「長いこと入院できず、しかも内臓が悪いというわけでもなく、生活はある程度できるということで、リハビリ病院はケアマネジャーの方が探してくれた。最終的には、伊東さんも彼のお父さんも『(ビトに)任せます』と言うので『じゃあ、そうしましょうか』となった」

 ホーム入所時にスマホを解約したのも伊東の意思だそう。こんなエピソードを明かす。

「以前はガラケーを使ってて、18年末の会見の前に『スマホに替えたい』と言うので、ドコモのらくらくホンを一緒に買いに行った。ところがいくら教えても使い方が分からない。ボタンひとつでつながるお客さまセンターに『電話を掛けるにはどうすれば?』と電話して、オペレーターを困らせたほど。メールも打てない。『使えないよ』と本人も諦めていて、ホームの固定電話を使えばいいというから、契約をやめた」

 今回、伊東の近況がクローズアップされるきっかけを作ったのは、親交がある南部虎弾(70)のツイートだった。「伊東さんへの支援金集めをしてくれたのも、南部さんが携わっているイベント『クレイジーナイト』の方で、19年9月、ウチの事務所の口座に代表者名義で振り込みがあった。直接お会いし、お礼をと思っていた矢先、コロナ禍になり、そのままにしてしまい申し訳ないが、伊東さんの部屋の光熱費や、荷物搬出時の移動代に充てさせてもらった」

 伊東の面倒を一手に引き受け、伊東を独占≠キる格好のビトは、口さがない人々に対し「何をやってもアレだなと…。そういうふうに見られてしまうのはしょうがない」と諦めている。伊東の病は大金を積み、高度な医療を受ければ治るものではないが「そういう(支援のできる)人がいるんだったら、どうぞしてください」と訴えた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/96e19f5b7dbaf37b6aa7a64aa6dc23ffc133db01