フジ・メディア・ホールディングスは3日、子会社のフジテレビが1月に希望退職者を募集したことに伴い、2022年3月期決算で特別損失を約90億円計上すると発表した。50歳以上で勤続10年以上の社員を対象に実施したが、応募者数は非公表としている。

 フジテレビによると、通常の退職金に加え、特別優遇加算金を支給する。希望者には再就職支援も行う。広報担当者は「50代の社員に対し、今後の選択肢を増やすため」と説明。中途採用も行い、職場の人員構成の若返りを図っているという。

 フジテレビの社員数は昨年3月末時点で約1300人。

共同通信 2/3(木) 17:46
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