コロナ禍で行われる北京五輪では、厳しいバブル体制が敷かれる一方で、あの道具≠フ提供は相変わらず続いているようだ。

 米メディア「ポップシュガー」は「コロナのパンデミックは、世界の生活のあらゆる側面を揺るがした。五輪も例外ではなく、昨夏の東京五輪は1年延期となった。2022年北京冬季五輪では新しいコロナ関連のガイドラインとプロトコルの導入を促した」と報道。バブル方式の詳細を紹介した。

 しかし、同メディアは1つの疑問を投げかけた。

「無料のコンドームは提供されています」。選手や関係者同士の接触を極力減らす政策を打ち出す一方で、矛盾とも言える方針だ。

 五輪でアスリートにコンドームを配布するようになったのは1988年のソウル五輪から。同メディアは「五輪に出場したサッカー女子のホープ・ソロは『多くの行為が行われている』と2012年に米スポーツ専門局に語っている」と伝えた。

 北京五輪の主催者サイドは「チェックインした人々に適切な時間に無料で適切な量のコンドームを提供します」との考えを崩していないが、バブル崩壊の危機を迎えないことを祈るばかりだ。

東京スポーツ 2022年1月29日  https://news.livedoor.com/lite/article_detail/21590312/