[ 2022年1月27日 15:54 ]

 脚本家の三谷幸喜氏(60)が27日、TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月〜木曜後1・00)にゲストで生出演し、歴史好きの原点や描いてみたい時代について語った。

 現在、放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の脚本を手掛ける。大河は「新選組!」(04年)「真田丸」(16年)に続く自身3作目で、他にもメガホンを取った映画「清洲会議」、舞台「日本の歴史」など、歴史作品が多い。
「何で歴史が好きかというと、人間が好きだったというところがある。出てくる人出てくる人、おもしろいんですよ、あの時代の人って。このおもしろい人たちを、どうやってこのおもしろさを視聴者に伝えるかというところで苦労して書いてます」と話した。

 今作は平安時代から鎌倉時代にかけての舞台設定。「この時代って戦国時代と幕末と違って、あまり知られてないから、難しいかもしれないけど逆におもしろいんですよ。どうなるか分からないから」と、時代背景による魅力を解説した。

 時代劇というと、戦国時代から江戸幕府後期までが多いが、三谷氏は「もっと前の時代をやってみたい。奈良時代とかね」と思いを明かした。過去にNHK側に打診してみたところ、OKが出なかったという。
「大変なんですって。NHKの人がおっしゃってましたけど、『戦国時代とかはセットとかも使い回しができるから取ってあるし、衣装もあるけど、奈良時代って衣装もないから全部作らないといけないんです』って。『だからやめてほしい。お金がかかる』って前に言われましたね」と打ち明けていた。

 パーソナリティーの乃木坂46山崎怜奈からは「三谷さんがやるって。ポケットマネーで『やりたいからやる』って…」とあおられると、三谷氏は「出しますか…」と興味を示していた。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/01/27/kiji/20220127s00041000393000c.html

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