日本代表DF長友佑都(35=FC東京)が、国内組合宿で話題を呼んだスーパー高校生≠cFチェイス・アンリ(17=尚志高)との掛け合いの真相を明かした。

 今回の合宿で長友は積極的に若手をけん引し、チーム全体を盛り上げた。トレーニングパートナーのチェイスとも頻繁にコミュニケーションを図ったが、特に注目を集めたのがボールまわしの場面。長友がチェイスに向かって「ヘイ、アンリ!」と声をかけてパスを受けると「そう、愛梨!」と思わずポロリ。アンリと妻・平愛梨の名前が似ていたからなのか、周囲は大爆笑。その様子が各メディアで大きく報じられた。

 長友はチェイスなどと積極的にコミュニケーションを図った意図を説明。「リーダーシップがあると思っていないけど、若い選手たちには正直、怖さがあると思う。いきなり高校や大学から来て、怖さ、不安もある。僕も初めて入った時に経験している」とした上で「だからこそ僕みたいなベテランが受け入れてあげたり、話題を作ったり、自分がバカになる≠アとで、彼らの能力を最大限に発揮する環境をつくる。それが僕らの役目だと思っている」と笑いを取るための計算されたネタ≠ナあったことを明かした。

 わざとピエロを演じることでチーム全体を活性化させた長友。その深謀遠慮はさすがというほかない。

東スポ 1/21(金) 19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/94ffdca14715a47aa7f2ebb530110b9c1f54efaf

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