ひろゆき氏は公式Twitterで、産経新聞(電子版)が1月12日に報じた「教え子の女児3人に強制わいせつ容疑 小学校教諭再逮捕」の記事を紹介。その上で、

《文部科学省は、わいせつ行為をした教師の免許を取り消さないので、新たに三人の児童の被害が出て、4回目の逮捕だそうです》

《文科省の官僚も大臣もアホしか居ないの?》

《「わいせつ行為をした人の教員免許を剥奪するべき」と考える議員は少数派なのが原因なんですかね。。?》

 と批判した。最初の逮捕で教員免許を剥奪しておけば、再逮捕されることはなかったというロジックだ。

 ところが、スポーツ報知の報道と、ひろゆき氏のツイートに、元新潟県知事で衆議院議員の米山隆一氏が異議を申し立てたのだ。ちなみに米山氏は弁護士でもある。

《この教員がとんでもないのは当然として、これ恐らく勾留期限が切れるたびに次々と同種別件で再逮捕されているだけで犯罪−逮捕ー釈放ー勤務を4回繰り返した訳じゃないですよね。素人が知らないのは仕方ないとしてその発言をノーチェックで記事にするのは如何な物かと思います》

<中略>

「再犯といっても、教諭が小学校に復職し、同じような強制わいせつ事件を引き起こしたわけではありません。逮捕をきっかけに小学校が調査を行い、警視庁が捜査したことで余罪が判明し、再逮捕されたというのが事実でしょう。《文科省の官僚も大臣もアホしか居ないの?》という文言は、事実誤認に基づく批判と言われても仕方ないと思います。何しろ最初の逮捕をきっかけにした再逮捕ですから、免許を取り消せるはずもありません」(同・記者)

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/01131728/?all=1